訪問営業なしでケアマネと繋がる5つの方法!介護事業者が新規利用者を獲得するきっかけやコツとは?

訪問営業なし ケアマネ 新しく繋がる
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介護業界でサービス提供をしていると、「ケアマネともっと繋がりたいけど、訪問営業はちょっと苦手…」という悩みをよく耳にします。

実際、ド新規での飛び込み訪問はまぁまぁハードですよね。

もはや修行です。

でも大丈夫です!ケアマネと知り合う方法は、なにも訪問営業だけではありません!

この記事では、訪問営業以外でも新しくケアマネと関わりを持つ方法を挙げていきたいと思います!

① 地域包括支援センターの活動に参加する


地域包括支援センターは、さまざまな地域活動を行っていますよね。

たとえば、認知症カフェ、介護者教室、地域のつどい、研修会など。

地域包括職員が顔を出すイベントへの参加は、効果が高い。

地域包括へのド新規、訪問営業はめちゃめちゃ壁が高いです。包括も営業慣れしていますからね。

打って変わり、包括主催イベントでは、包括職員と自然とお話しする機会があります。その積み重ねの中で、事業者さん良さを知ってもらうことができれば、きっと依頼につながります。

言わずもがなですが、新規の流入数は地域包括がダントツです。

包括からケアマネに新規が流れてくる時も、すでに包括お気に入り事業者が決まってる場合があります。
ということは…居宅よりも包括と繋がるほうが圧倒的に優先度は高いです。

包括職員さんは奉仕精神が高めの人が多いので、参加を重ねる内にきっと顔も覚えてもらえます。
名刺を渡すなら、訪問営業ではなく、こういったイベントで、です。イベント時にはさすがに無碍(むげ)にはしません。

包括イベントへの参加は是非おすすめです!

② 在宅医療や多職種連携のカンファレンスや勉強会に参加する


クリニックや在宅診療所が主催する多職種連携の症例検討会や地域カンファレンスでは、さまざまな職種が集まります。
医師、薬剤師、訪問看護師、ケアマネなど。

こういうところに顔を出すケアマネは定期的に参加してます。
しかも参加しているのは、意識の高い質が良いケアマネです。

繋がることができれば、きっとお互い良いお仕事ができるでしょう。

参加時には、特に『やってほしいこと』があります。

ぜひ何かを発言してほしいのです。

研修会では質問をする。
症例検討会では意見を言う。

毎回、なにかしら事業者さんが発言していれば、『あの人、毎回参加してるし、しゃべってはるわ』と嫌でも顔を覚えますし、何かできる感じがします…笑

このなにかわからないけど、できそうな雰囲気ってめちゃめちゃ大事ですよ。

例えば、訪看さんであれば、頼りになる感じがしますし、安心にも繋がり、是非一度ご依頼したくなります。

ちなみに、私が勤めてた訪看の社長は毎回なにかしら発言し、この方法で顔を売って、依頼に繋げていました。

③飲み会に参加する、主催する。

もし地域で飲み会が開催されていたり、お声がかかったら、是非参加してください。

飲み会は、間違いなく親睦関係を深めます!逆に参加しないと地域のコミュニティから抜け落ちるリスクさえあります。

私自身、飲み会自体あまり好きではありませんが、他業種の飲み会は、やはり普段の業務中ではできない話をすることができるので、必ず参加しています。

④ ケアマネ向けの無料セミナーを主催する。


ケアマネ向けの無料セミナーを行っている事業者さんがいます。

訪看や福祉用具やったりと。

時間と労力をかけて、無料セミナーを行っているだけあって、地域のケアマネにとても認知してもらいやすい。

近隣の無料セミナーを定期的に行っている訪看さんは、依頼に繋がり、枠がとれない状態となっています。

内容はケアマネや利用者さんのためになれば、なんでもいいと思います。

例えば、訪看であれば、医療保険のことであったり、福祉用具であれば、マットレスのことであったりとか…。

大切なのは、認知されるまでは、定期的に行うということ。

労力をかけるだけの価値はあると思います。

できればZOOMより実際のセミナーが望ましいですよね。
パネル越しより、やはり顔を合わせた交流が一番です。

⑤ SNS(特にX・Instagram)での交流

昨今のSNS戦略はほんとに有効ですよ。

時間はかかりますが、効率よく認知してもらえる。

SNSを通じて、どういう信念をもって業務に努めているとか、どういうキャラクターであったりなど人柄を知れる。

これは、ケアマネが事業者さんに依頼するにあたってとても重要。

ド新規の訪問営業でなかなか営業の結果がでないのは、事業者さんの人柄がわからないからです。

お仕事を依頼する側の立場になって考えてみてください。

1-2分しか関わった事ない人にお仕事をお願いしますか?
なかなか抵抗感がありますよね…。

ただここにSNSがあると話は別。

例えば、SNSで事前に知っていて、たまたま訪問営業に来られた時とか。また知り合ってから、SNSで少しづつ知っていくことができると、格段に依頼をお願いしやすくなります。

実際にあったことですが、Xでみたことある人が、訪問営業に来られたことがありました。

『Xでみた人だわ』と地味にテンションが上がりました(笑)

今回、他市で圏域外だったので、依頼には繋がってませんが、同じ地域でしたら間違いなくお願いしてましたね。

SNSでその人の熱い想いは知っていましたから。

SNSはぜひおすすめですよ。認知されるってめちゃ重要。

◎まとめ

訪問営業以外で、ケアマネと知り合う方法をピックアップしていました!
上記の戦略は地域で人気の事業者さんが行っているものばかりです。
新規開拓時、結果に繋がらない時にはつらいものがありますよね…。

営業を別の形で展開してみてはいかがでしょうか。

本当は訪問営業と同時進行するのが、一番効果的。

訪問営業をする際には、ぜひ下記記事をご参考ください。

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リハケアマネ
元PTケアマネ
認定PTとして訪問リハ、重症心身デイに従事。またトライアスロン事業やeスポーツ事業、立ち上げ及び運営。
現在はPTからケアマネに転職し、地域のために活動。
『ケアマネへの営業術』や『リハビリ職のケアマネ転職ガイド』『ケアマネ時短術』など3つのテーマを展開。
自分が今まで困った事や悩んでいた事への解決策が、同じ悩みを持つ方々に届けばと思い、ブログを立ち上げる。
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