5分で読める、本の要約【AI時代のお金を稼ぐ力】本田健氏
◎読んだ理由
著者はあの有名な『ユダヤ人大富豪の教え』を書いた本田健氏。
ぱらっと見た時に、AIによって格差が広がると書いていました。雑誌、プレジデントのAI特集でも同じようなデータが揃っていたことを思い出しました。
AI化の波は止められない。であれば、見方を変え、AI有効活用した方が得だろうと、この書籍をとってみました。
◎こんな人におすすめ
AIの活用法を知りたい人
人生の選択肢を増やしたい人
もう少し自由が欲しい人
◎要約
1、AIが奪うもの覚えないもの
歴史を振り返ると、どの時代も、テクノロジーの進化によって、人間の退屈な作業を奪い、人間らしい仕事を残してきた。農業の機械化、産業の機械化、パソコンによる書類簡素化など。
人間の感性や共感、創造性は、これからも価値が高まる。
2、AI時代に幸せな人生を作る。
小さな1歩として、AIを何でもいいので、使ってみる。
それで便利なことと万能ではないことがわかる。
大好きなことと収入の両立。旅行が好き×ブログ、絵を描く×SNSなど。
小さな収益化から始める。
3、奪われにくいスキルを磨く
知性の二極化。今までは、教育や家庭環境が差を作っていた。今後は、AIをどれだけ備えているか、AIをどのように使えるか、が人生の選択肢を大きく左右する。
インターネットが出てきた時も、使える人とそうでない人の知識と収入の格差が一気に広がった。
AI教育格差が大きくなる。AIを前提にした思考ができる人とAIを使わない思考の人と、未来を切り開く総合力の差になる。
AIを使いこなす側新しいビジネスを作り、創造的な活動を。使わない側、従来の仕事にしがみつく。
まずはAIを受け入れ、AIを使う目的を明確にすることが大事。
人間に必要なのは、想像力、共感、力、物語化力。
AI特性を理解し、任せるべき仕事任せない仕事を分別。
4、AIで収入源を複線化する。
最初のスタートは、AIに何ができるか、と人間にしかできないことの見極め。
パーソナルブランドを築く。AI出現により誰が語っているかがより重要。自分の人生観や経験を発信し続けることでファンが生まれる。
AI自動化×人間価値のスモールビジネスの提案。1、小さく始める。2、自動化できる部分は任せる。3、自分ならではの価値を組み込む。
その人らしさが差になる。副業は、自由を広げるためにある。
AIが新しいマーケットを築く。歴史を振り返ると、馬車を使っていた時代、車の登場により、馬車を操る人は、車の運転手に。そして車の整備士、ガソリンスタンと新しい仕事を見出した。
インターネットの普及により、ウェブデザイナー、YouTuberと新しい仕事ができた。
AIによって生み出された新しい仕事。プロンプトエンジニア。AIコンテンツクリエイターなど。
だからこそ、自分にできることを考え続ける。
5、パーソナルブランドを作って、人生を守る。
SNSの活用、あくまで関係作りとして使う。困った時はAIに相談。自分のメディアを持つサブスクで収入を作る。例えばオンラインサロン、ニュースレターなど。
大切なのは、自分の物語をどう伝えるか。
6、ありがとうが、循環するお金の稼ぎ方
お金は誰かがあなたの価値に感謝をした証である。ありがとうと共にもらうもの。お金は感謝のカタチである。
ありがとうを増やすとお金も増える
日常的にもらう。感謝が増えるほど、自然と入ってくるお金も増える。信頼が積み上がりチャンスが広がる。
あなたは最初にできる事は、仕事の中心にありがとうを置くこと。
どうやったら、今のお客さんを喜ばせることができるか考える。そしてあなたが笑顔にできる人を増やしていく。
豊かさへの道。
7、AIリスクに備えるマネープラン
AIの普及で業界が大きく変わり、収入減のリスクはある。備え方、生活費を把握、生活防衛資金を確保、収入源を複数に。
AI時代の変化に強い人は、例外なく準備ができている人。
人的資産を守る3つの防御策。学びを止めない、信頼関係を育てる、健康守る。
8、AIで自由を得るためのステップ
収入を少しずつ増やす。デジタルコンテンツ、オンラインサロンやメルマガなど。
自動収入源の作り方。自分の資源の棚卸し(知識やスキル、経験)。小さく始められる方法を選ぶ。(note、canvaテンプレ)。仕組み化を意識する(動き続ける仕組み、手間やコストがかからない仕組みを考える。)
AIフル活用の例。商品やコンテンツのアイディア出し。文章やデザイン作成。宣伝や集客化の仕組み化。サイトやSNSの運営サポート。
やりたいこと×誰かの役に立つこと=ライフワークをみつける。
◎気づきや感想
テクノロジーの台頭における世の中の変化は、定期的に行われている。そう知ると…受け入れざるを得ない。そうなれば、恐れるものはなにもない。テクノロジーを使い倒すことで、社会において優位に立てる。
また稼ぐことは『感謝のカタチ』であると認識すると、稼ぐ事に対する罪悪感の話はなくなり、より前向きにビジネスに取り組んでいける。ありがとうを増やす。喜んでもらう事を増やせば、おのずと稼ぐことができる。順番を間違えない。
。
AIの使い方に関して、書籍にもいくつか例はでてたが、やはり自分で考え、トライし、自分の生活用にうまく適応させることがカギであろう。調べ、試行錯誤し、使い倒すのみ。
書籍自体は、硬すぎず、文章量も多すぎず、読みやすい。
AIに対して、関わり方を悩んでる方はぜひ手に取っていただきたい一冊。
◎総評
☆3.8/5.0

