日々に余裕をもつ。疲れ果てているケアマネがすべきこと。
訪問リハ時代(前職PT)から一緒に利用者さんを支えていたケアマネさんが、疲れ果てた顔して、現場から離れていく場面に、幾度となく遭遇しました。
親切なケアマネさんや、良心的なケアマネさんに限って、離職率が高いです。
良いケアマネさんだったのに…と現場を去っていくケアマネの背中を今でも思い出します。
ケアマネになって思いました。確かに、気を抜くとすぐに灰になってしまうと。

『困った事はケアマネに』という風潮があるように、なんでも困ったことは、事業者や利用者さんからケアマネに連絡が入ります。
この仕事は、なんでもできてしまう。どこまでもできてしまう事が、良くも悪くもあります。
だからこそコツとポイントを押さえなければいけません。
自分の身を守るためのヒントを記事に綴ってみました。
自分なりのルールを決める。
先ほどにあったように、ケアマネの業務は幅広い。どこまでもできます。ただやりすぎちゃうと燃え尽きます。
だからこそ、ここまでは私がやるけど、それ以上は他に振ろう、家族にしてもらおうと、線引きを決める事。
例えば、介護保険外のサービス申請、身体障害手帳とか。電話番号だけ伝えて、後はおまかせ。
介護保険に関わる部分はケアマネ業務範囲なので、マストですが、それ以外の事。
介護タクシーや理美容の調整なども、できる方は、家族や本人自身にやってもらう。ケアマネは電話番号を伝えるだけ。
もちろん、できない方もいるので、ケアマネがセッティングせざるを得ませんが、それでもこの線引きをするだけでだいぶ負担は減りました。
自分のケアマネ信条と気持ちの負担を振り返ってみてください。
振り回されてばかりではダメです。しっかり自分で根を張って、守備範囲を決めてください。
守備範囲以外はよほどのことがない限りでません。
線引きを決める事で負担はだいぶ減ります。
相談窓口を日頃からつくっておく。
難渋症例や困った事案は業務上、避けられません。
だからこそ、相談先をいくつかもっておく。
包括さんや他居宅ケアマネ、デイや訪看などの事業所など。
私は困ったことがあったら、すぐ電話や赴いて相談します。
自分で引き出しだけでは限界がありますし、他の助けを得ることで乗り越えられたことがたくさんあるからです。
というか、自分だけで乗り越えられるほど、この在宅業界は優しくありません。
この困った時のために、普段から助け合い精神でそれらの方と関わっています。
特に先方が困っている時は絶対助けます。相談にも乗ります。
そうすると、必ず私が困った時は、助けてくれます。(助けてくれない時は、思い切って関係を切りましょうw)
普段から助けてもらえる関係をつくっておく事。これは在宅業界で必要な事かと思います。
自分の業務内容を改めて見直す
人間関係が大変な時もありますが、根本となるケアマネ業務があまりにも煩雑で多すぎます。
アセスメントやケアプラン作成、連絡調整業務などなど。
業務を改めて見直して、楽できる方法を探ってみましょう。
私も新人時代は担当30人でいっぱいいっぱいになり、残業はもちろん、プライベートに悪影響を及ぼしている時がありました。
これではケアマネを続けることができないと思い、時間がかかっている業務内容を洗いざらい見直し、改善のため思考錯誤しました。
おかげで、週4勤務で60人ほどまで持てるようになりました。もちろん残業なんてしません。
一度、業務内容を見直してみてください。楽にできる方法がないか、負担を減らせる方法がないか、考えてみてください。
そんなものわからないと思うかもしれません。大丈夫。人は一度、気をかけると、見つかるよう脳が勝手に動いてくれます。
諦めなけば、『あ、こうすればもっと楽できるかも』と。そんな時は絶対トライしてください。やらないと、いいか、悪いかわかりません。
それでも…思う方は、ヒントをまとめた記事があるので、読んでみてください。

場合によっては、転職を考えるべき。
あなたのいる職場は、働きやすい職場ですか?相談できるケアマネがいますか?
メンタルが削られるケアマネ業にとって、勤める職場くらいは安心できる場であるべきです。
話を聞くと、管理者が〇そすぎてブラック居宅もあれば、骨を埋めると思えるほどの良い居宅もあります。
居宅をでれば、問題だらけの利用者、家族ばかりです。
せめてホームである居宅くらいは、気心許せる場所であったほうがいい。
『あれ?』と思ったら、思い切ってやめましょう!ややこしい利用者、家族と一緒に手放しちゃいましょう!
一時は大変だけど、その先は『春』です!
昨今はケアマネ不足。転職先はいくらでもありますし、どこもケアマネ募集中。
その利点を活用しましょう。
まとめ
簡単に、ゆるーく長くケアマネを続けるために、できることをピックアップしてみました。
安定して利用者のマネジメントをするため、先に自分のマネジメントをしなければいけません。
職場環境、事業所の関係、業務を回すための知識や経験など、自分から組み立てていくイメージ。
そうしなければ、自分を守れない過酷な現場です。
間違っても自分を犠牲にしてまで、利用者、家族さんに尽くす必要はありません。
だって自分が困った時は、利用者、家族は助けてくれません。
この記事が気づきの一助となればと思います。
他にも色々記事を書いていますので、よかったら参考にしてみてください。



